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IMY知財ニュース(2022年2月) 改正意匠法に基づく新たな保護対象(画像・建築物・内装)の意匠登録事例

IMY知財ニュース(2021年2月)では、2020年4月から新たな保護対象となった意匠(画像・建築物・内装)の登録事例をご紹介しました。
それから1年経過し、さらに登録事例が増えてきましたので、ご紹介いたします。

●「画像」の意匠
意匠登録第1692265号
物品名:発表状況表示用画像
意匠に係る物品の説明(概要):たとえばTV会議など、オンライン上で発表等する際に使用される画像であり、発表資料と、発表者および聴講者のアバターとを表示する画像の意匠です。
画像図1,2に示すように、聴講者を模したアバターが、聴講者数に応じてリアルタイムに増減します。
発表者や聴講者の身振りや、聴講者数等の状況を仮想空間上に表現することで、対面発表での会場環境に近い状況を表示することができます。

●「建築物」の意匠
意匠登録第1678310号
物品名:橋梁
部分意匠であり、破線で表す部分以外が意匠登録を受けようとする部分になります。
本建築物は、横断橋や高架道路などに用いられる橋梁であり、橋梁本体部の側壁部を曲線状のパネル材で構成しています。

●「内装」の意匠
意匠登録第1686175号
物品名:カフェの内装
意匠に係る物品の説明(概要):カフェの内装の部分意匠です。
実線で表した間仕切り、ロッカー、カフェ利用者用スペース側においてロッカー上部左側に配されるディスプレイ、井桁形状の照明、及び厨房側においてロッカー上部に配されるパネルが、意匠登録を受けようとする部分です。

意匠登録第1671961号公報
物品名:マンション共用部の内装
マンション共用部の内装の部分意匠です。
実線で表された部分が意匠登録を受けようとする部分であり、屋外の固定された付随物である庭園部および植栽部を含みます。

 

意匠は、伝統的に「ひとつの物品に施された外観形態」であると考えられてきましたが、
法改正により、たとえば画像の意匠では物品から離れた仮想空間の画像が、内装の意匠では複数の物品を含む形態が保護されるようになりました。
また建築物(不動産)は、「物品(動産)」ではありませんでしたが、保護されるようになりました。
物品の枠から外れる領域にまで保護対象を広げ、実際に登録されていることは非常に興味深いですね。

(Y.S記)

2022年2月7日 | カテゴリー: 中小企業向け情報

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